2008年09月06日

ラスト・キング・オブ・スコットランド

いやー、久々に人間の怖さを感じる映画に見入ってしまいましたface08

解説: かつてのウガンダの独裁者、アミン大統領政権の内幕を大胆に脚色した社会派サスペンス。孤独な権力者の光と影を、側近の青年医師の視点で描く。権力の魅力に負け、堕ちて行く若い医師を演じるのは、『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』のジェームズ・マカヴォイ。大統領を演じるのは、『パニック・ルーム』のフォレスト・ウィッテカー。二面性を持つカリスマの狂気を見事に演じ切った彼の鬼気迫る演技は必見。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 1971年、スコットランドの医学校を卒業したニコラス(ジェームズ・マカヴォイ)は、診療所で働くためにウガンダにちょっとの冒険と新しい自分探しに行きました。そこで、ウガンダの大統領に気に入られることになり、小さな村の治療所から、大統領の主治医に・・・。いつの間にか独裁者の暴走の知らなかったいろんなことに巻き込まれていって後悔するようになる・・。



最後のシーンで拷問にあった、ニコラスを助ける、ジュンジュがこういいます。
「何故助けるのか僕にも分からない。(中略) 生きてアミンの実情を世に知らせてくれ。君の言う事なら誰も信じてくれるだろう。君は白人なのだから」
最後の「君は白人なのだから」で、アフリカの劣等感というか、状況を表していると思いました。

この映画を通じて、無知さが生む悲劇。権力を一手に握った時、人は如何に疑いの心を持ち、暴走するかの愚かさを少しでも感じればいいのではないでしょうか。

やっぱり、治安のよくない国には怖くていけない・・・icon10とビビリのザベスなのでありました